タイゾーに感謝

こんばんは、看護師の高岡です。

ちょうど2カ月前の4月5日。

病院猫のタイゾーが亡くなりました。

9歳10カ月。

20歳過ぎまで元気にしてくれる猫さんもいる中で

9歳なんてまだまだ若い。

まだまだ元気で一緒にいてくれる。

そう思っていました。

 

体調を崩してからが、あっという間でした。

 

懸命に治療を続けていたのですが

本当に厳しく苦しい状態が続き

『もうこれ以上は頑張らなくていいよ』と。

でも、私たちが心配するので

泣いてしまうので

タイゾーは限界を超えて

ぎりぎりまで頑張ってくれたのだと思います。

生きていれば、悲しいことやつらいこと

嫌なこともたくさんあります。

病院という場所だと、さらにそういったことに

遭遇することも多いです。

タイゾーはいつでもそこにいてくれました。

私が仕事を頑張れる

病院に行けばタイゾーがいる

そんな存在でした。

 

ごはんを間違って2回もらって

『食べ過ぎやで』って文句を言えること。

フードに穴をあけて『こらっ』と怒れること。

人の足や手を噛んできて

『なにすんの、痛いやんかっ』と言えること。

食べ過ぎなくらい食欲旺盛であってほしい。

悪いことばっかりして、怒られるぐらい

元気いっぱいであってほしい。

それがどんなに幸せなことか。

本当にそう思います。

 

今はまだ、『なんでタイゾーいないんやろう?』

という、どこか現実離れした感覚と

すごく寂しく、もう一度会いたいという感覚と

ぽっかり穴が開いたような感覚と

いろいろな感情が入り混じったような状態ですが

どんなときも、そこにいてくれたタイゾーに

とにかく感謝です。

輸血猫としても頑張ってくれたタイゾーに

お疲れ様でしたと、ありがとうね。

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