肥満に注意

こんばんは、看護士の高岡です。

突然ですが、お家のワンちゃんネコちゃん

太っていませんか?

ぽっちゃりさん、可愛いですよね

わかります、わかります…が

太り過ぎはやっぱりよくありません

人と同じで、いろいろな病気のリスクがあがります。

関節炎、心臓病、尿石症、ヘルニア、便秘、皮膚炎…。

肥満の猫さんは糖尿病のリスクが4倍にもなります。

近頃は、獣医療業界では『肥満は病気』

とまで考えられています。

太る原因は

これも人と同じで食べ過ぎと運動不足です。

避妊・去勢手術をすると

必要な摂取量が8割ぐらいまで減るので

更に太りやすくなります。

なにかの病気が原因で

代謝が悪くなっていることもあるので

検査が必要な場合もあります。

小型犬さんはお家で自由に動いているからと

お散歩に行かないケースもありますが

散歩でのエネルギー消費量はやはり多いので

散歩好きな子であれば行きましょう

おやつの与えすぎにも注意です。

例えば5kgのワンちゃんに

ジャーキーを2本与えます。

人間の大人の体重が50kgだとすると

1/10の体重になります。

つまり人の体重に置き換えて計算すると

ジャーキーを20本食べているのと同じになります。

私たちがジャーキー20本。

なかなかの量ですよね

一見大した量に見えなくても

ワンちゃんネコちゃんからすると

実はけっこうな量だったりします

とは言っても、おやつは楽しみのひとつです。

あげる量に気を付けて

おやつの分はフードの量を少し減らしましょう。

フードも知らず知らずのうちに

与えすぎになっていることもあるので

目分量ではなく

しっかり量を計ってあげて下さい。

すでに太ってしまった場合に

過度に与える量を減らすと

エネルギー不足になったり

無理に運動して、足腰に負担がかかることもあります。

減量専用の病院食や

カロリーオフのおやつもあるので

気になる方はお気軽にスタッフにお尋ねください。

太り過ぎだけではなく、もちろん痩せすぎでも

同じように病気のリスクは上がります。

頑張って理想体重、目指しましょう