第1処置室
血液検査、超音波検査等の各種検査を実施するための部屋です。
鉛防御扉、防護壁を備えたレントゲン室も兼ねています。
第2処置室
酸素配管があり、ICU装置を置き、緊急疾患の迅速な対応を可能とした部屋です。
処置室・レントゲン室で使う設備
うの動物病院では、患者様へ安全で最適な治療を迅速におこなえるように下記設備を設置いたしています。
動物専用高精細超音波診断装置
- 2021年導入で、キャノン最先端技術を搭載した動物用超音波診断装置です。
- 高精細な診断画像すなわち深部の組織を高解像度で映像化(D-THI)
- 低速で微細な血流を描出できる血流イメージング技術(SMI)
- 心臓検査で心筋の動きを観察する2D Wall Motion Tracking
- 肝臓などの臓器の硬さを映像化するエラストグラフィ
- キャノン医療用品株式会社Aplio a Verifia V挿入 写真 超音波
眼底撮影装置(クリアビュー2)
- 眼底画像をパソコンやタブレットに映し出すことが可能
- 従来の主観的判断となる眼底組織画像を客観的に映像化
- Meni-One :ClearView2挿入 写真 眼底カメラ
検眼用器具(アイリスベット light)
- 赤色光・青色光を使い、視覚の減弱・喪失の原因をスクリーニング
- 眼底の網膜疾患の診断補助や視神経疾患などの中枢神経障害の診断補助
- Meni-One :IRIS-VET light挿入 写真 アイリスベット
デジタル・レントゲン
当院ではデジタルレントゲン装置を導入しております。レントゲン画像情報をデジタル化して画像処理することで、従来のレントゲンフィルムよりも短時間で高精度な画像を得ることができます。
全自動血球計数器
- 血液の赤血球数や白血球数、血小板数などを迅速に測る機械です。
- NIHON KOHDEN:Celltac α MEK-6558
動物用臨床生化学分析装置
- 高性能生化学分析装置で、多項目を迅速に処理でき、5検体同時に測定可能です。
- FUJIFILM社:富士ドライケムNX700V
ヘマトクリット遠心機
- 貧血や脱水などの異常を調べます。
- KUBOTA社:KUBOTA3220
電解質検査器
- 血液中の塩分の濃度(イオンバランス)を調べます。
- FUJIFILM社:富士ドライケム800V
血液凝固分析装置
- 手術を安全に実施するために血の固まり具合をみる検査で、血液凝固因子を測定する機器です。
- WAKO社:COAG2V
免疫診断システム(ホルモン測定装置)
- 早期にT4・TSHが測定でき、院内で甲状腺機能障害の診断が可能となりました。
- FUJIFILM社:富士ドライケム IMUNO AU10V
小型尿分析装置
- 尿の性状を数値として正確に測定できる機器で蛋白/クレアチニン比が測定できるので、腎臓病の早期診断にも役立ちます。
- ARKRAY社 : Pocketchem PU-4010
カラードプラー超音波診断装置
- ホルモン異常の疾患の原因となる甲状腺、副腎、上皮小体等の小さな臓器の異常も詳細に観察できる最先端画像処理技術により画質が非常に良い超音波診断装置(エコー)です。
- TOSHIBA:Xario200V
エレベータ
- 1階処置室と2階処置室・手術室・入院室をつないでいます。
- 大型犬、安静が必用なペットちゃんの移動も安心です。
- 1214ジョイモダンS200:(株)パナソニックホームエレベーター
動物用多機能心電計装置
- 心臓の電気的な動きを波形にし、異常を自動で調べます。
- FUKUDA M・E社:α6000AX-D