ワンちゃん・猫ちゃんも健康診断で早期発見・早期治療を!!

ワンちゃん猫ちゃんに健康診断を!

ワンちゃん、ネコちゃんの高齢化に伴い、腫瘍(ガン)、心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)、腎臓病(慢性腎不全)、関節炎などの人と同じような高齢期疾患が増えています。動物の場合これらの病気は進行してから発見されることが多いため、定期的な健康診断での早期発見が重要です。

当院では、隠された病気を早期に発見し早期に治療できるよう定期的な健康診断をお勧めします。

3段階の検査コースを設けてありますので、種々選択してください。通常は、一般コースをおすすめします。

若齢の子には
簡易コース
中高齢の子には
一般コース
慢性病が疑われる子には
精密コース
一般身体検査 健康診断マーク 健康診断マーク 健康診断マーク
糞便検査 健康診断マーク 健康診断マーク 健康診断マーク
尿検査 試薬反応 健康診断マーク
分析装置 健康診断マーク 健康診断マーク
血液検査 抹消血管血液検査 健康診断マーク 健康診断マーク 健康診断マーク
白血球像 健康診断マーク 健康診断マーク
電解質 健康診断マーク 健康診断マーク 健康診断マーク
生化学検査 簡易 健康診断マーク
一般 健康診断マーク
精密 健康診断マーク
ホルモン検査 健康診断マーク
血液凝固能検査 健康診断マーク
眼圧検査 健康診断マーク
X線検査 整形外科 健康診断マーク
胸部 健康診断マーク 健康診断マーク
腹部 健康診断マーク 健康診断マーク
超音波検査 心エコー 健康診断マーク 健康診断マーク
腹部エコー 健康診断マーク 健康診断マーク
心電図検査 健康診断マーク
費用 8,000円 14,000円 20,000円
  • 検査料は通常より安く設定していますのでぜひこの機会にご利用ください。
  • 慢性病は8歳ぐらいから発病する確率が増えてきます。ワンちゃんネコちゃんは人の4倍のスピードで年をとっていくため、高齢の子では半年に1回くらいのペースで定期健診されることをおすすめします。
  • 健康診断は予約制になります。詳しくはお電話または直接スタッフまでお尋ねください。

健康診断(動物ドッグ)の検査内容と順序

受付 当日は食事を抜いて午前9:00に来院してください。検診のため一旦お預かりします。各種検査を行い午後の診察時にお迎えとなります。検査結果もその際ご報告します。事前に予約が必要となりますので、お問い合わせください。
次へ
問診 当院で作成した問診表に必要事項を記入してもらいます。
次へ
一般身体検査 視診・触診・聴診等を行い、眼、耳、口腔内、皮膚などの異常、ならびに心音を調べます。実際はこの検査が最も重要で基本となるものです。体重、体温測定もあわせて行います。聴診により、心雑音、心拍数、肺胞音、呼吸数を調べます。
次へ
便検査 便の性状をみるとともに、直接鏡検、塗抹を行い、消化不良の有無、寄生虫、細菌などの病原体を調べます。
次へ
尿検査 比重、pH、蛋白、糖、潜血、ビリルビン、尿沈査などを調べ、尿石症や尿路感染症の診断に役立てます。また、腎臓や肝臓の機能障害の診断にも役立てます。
次へ
血液検査 抹消血液検査 白血球数、赤血球数、血小板数などを測定し、炎症性疾患、白血病、血小板減少症、貧血などの診断に役立てます。
血球百分比 塗抹により血液細胞を調べるとともに百分比をだし、各種炎症性疾患、腫瘍、骨髄性疾患、アレルギー、ストレスなどの診断に役立てます。
電解質 Na、K、Clの濃度を測定し血中の濃度のアンバランスのくずれを調べて体内の障害を調べます。
次へ
生化学検査 血漿蛋白 TP、ALB、A/G比を測定し、栄養状態、肝疾患、炎症性疾患の診断に役立てます。
肝機能関連 ALT、AST、ALP、TBIL、GGTなどを測定し、主に肝炎や肝硬変などの肝障害や胆道系疾患の肝臓病の診断に役立てます。
腎機能関連 BUN、CRE、Ca、IPを測定し、腎臓の機能障害の診断に役立てます。
膵機能関連他 AMYL、LIPA、GLU、TCHO、TGなどを測定し、糖尿病、内分泌疾患、膵臓疾患などの代謝病の診断に役立てます。

※生化学の検査項目の種類と数は検査コースにより異なります。

次へ
血液凝固能検査 主に手術を安全に実施するために血の固まり具合すなわち血液凝固能をみるためのものです。出血してもきちんと血が止まるか、特に、手術やお腹の中の生検(臓器に針を刺し細胞を検査する)が安全に行えるかを事前に調べることができます。

検査項目は下記3項目です。

  • PT(プロトロンビン時間)
  • APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)
  • Fib(フィブリノーゲン濃度)
手術前にこの検査を組み込むことにより、より安全に外科手術ができるようになります。 特に危険度の高い腹腔内腫瘍や肝臓疾患を併発した症例の手術には必須の検査となります。
次へ
フィラリア検査 ミクロフィラリアの検出ならびに抗原検査を行い、犬のフィラリア感染の有無を調べます。
猫白血病ウイルス検査
 
猫エイズウイルス検査
猫白血病ウイルス抗原ならびに猫エイズウイルス抗体検査を実施し感染の有無を調べます。(本検査は特殊検査であり別料金になります。)
次へ
X線検査 体の中の臓器や組織の性状、位置、大きさなどを調べます。
※異常所見により造影検査が必要な場合があります。(別料金)
整形外科検査 X線検査で最も威力を発揮する骨や関節の異常を調べます。
胸部X線検査 循環器系ならびに呼吸器系の異常を調べます。
腹部X線検査 消化器系、泌尿器系ならびに生殖器系の異常を調べます。
次へ
超音波検査 X線検査では判断しにくい各臓器の内部構造を診る検査です。
※超音波検査の際検査部位の毛刈りを行う場合がありますので、ご了承願います。
心エコー 循環器系特に心臓について弁の動きや状態、心筋、心内腔の状態、血流の動きについて詳細に調べます。(精密コースのみ)
腹部エコー 腹腔内臓器についてスクリーニング的に調べます。
次へ
心電図検査 心臓の動きを電気的に捉え、心肥大や不整脈を検出します。(精密コースのみ)
次へ
結果報告 検査結果をすべて口答ならびに文書にてご報告します。
  • 健康診断結果により特殊検査をお勧めする場合があります。特殊検査については下記をご覧ください。
  • 病気で来院された場合の一般診療に伴う各種検査やすでに慢性病にかかっている場合の定期検査は通常料金になります。
  • 爪切り・耳洗浄・肛門腺しぼりもサービスで実施しますが外耳炎や肛門嚢炎のように異常が認められた場合は、治療対象となり費用がかかります。

特殊検査のご案内

  • 特殊検査は二次検査になりますので、健康診断で実施する各種検査で異常が認められた場合に実施するものです。
  • 飼主さんの同意のもと実施しますので日時をあらためて実施する場合があります。
  • 検査センターにて実施する検査もありますので、結果は後日連絡となります。
  • 脳神経系疾患が疑われる場合は、MRI検査が必須となりますので、適宜二次診療施設を紹介します。
血液凝固能検査 PT、APTT、Fibを調べて、血の固まり具合をみます。肝障害や炎症の指標にもなります。院内にて実施できます。
犬の各種ウイルス検査 パルボウイルスならびにジステンパー抗原検査は院内にて実施できます。
猫の各種ウイルス検査 猫白血病ならびに猫エイズの検査は院内にて実施できます。
ホルモン検査 外注検査になります。主に甲状腺ホルモン、副腎ホルモンの検査が主体となります。
アレルギー検査 外注検査になります。92種類のアレルゲンを血清学的に調べます。
X線造影検査 消化管バリウム検査、排泄性尿路造影検査などの各種造影検査を院内にて実施します。
エコーガイド下FNA検査 超音波検査により異常と思われる臓器や新生物について注射針にて細胞を採取し調べる検査です。
病理検査 病変部の組織を採取し、それを顕微鏡学的に調べる検査です。針吸引による細胞採取(細胞診)は院内で実施しますが、組織を固まりとしてとる(生検)場合は外注となります。
細菌検査 細菌感染が疑われる場合、その部分を採取し原因を調べます。細菌の分離培養と薬剤感受性試験は院内で実施しますが、細菌の同定は外注となります。