肛門のう炎

こんばんは、看護師の高岡です。

3月があっという間に終わり、早くも4月になりました。

そんな中、愛猫の小豆ちゃんが肛門のう炎になりました

ワンちゃんやネコちゃんのお尻の穴の下の部分に

「肛門のう」という分泌物がたまる臭い袋があります。

通常は溜まった分泌物は

うんちと一緒に外に出たり、興奮したときに出たります。

が、その分泌物がときどき出にくい子たちがいます

溜まってくると、むずがゆくなってお尻をなめたり、地面にこすりつけたりするので

そういった場合は、絞って外に出してあげなければならないのですが・・・。

気づかなかったんです

飼い主&看護師失格です・・・

溜まりすぎて、お尻の皮膚がはじけて穴が開いてしまいました

ときどきあるんです。管がつまってしまって、皮膚に穴が開いてしまうことが。

今まで12年間、なったことがなかったので、すっかり油断してました。

布団に血が付いていて、『なんだぁ~?』と思って小豆をみたら

お尻の下に、パックリしっかり穴が開いていました。

『ギャ~』となって即刻病院へ

さあ、ここからが大変です。

傷口を舐めると治りが悪くなるので、カラー生活です。

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 カラーをつけられた小豆さん。

 カラーをつけると極端に

 運動量と水分摂取量が

 減ってしまうので、大変です。

 

 

 

 

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トイレをギリギリまで

我慢してしまうので

無理やりトイレに連れて行ったり

お水を強制的に飲ませたり

と毎日介護生活です

これをしないと

すぐに膀胱炎になるんです

 

 

 

 

 

頑張って毎日薬を飲まし、外用薬をぬり、介護をし

そのかいあって、ほぼ穴がふさがりました

もともと皮膚の悪い小豆は傷口の治りが異常に悪いので

心配していたのですが、今回はかなり順調に回復してくれました。

ただ、この肛門のう炎、一度なると癖になるというか

また同じようになることが多いので、油断せずにしっかりみていきたいと思います。

もし、ワンちゃんネコちゃんがお尻を気にする様子があれば早めに病院へ

悪化してからだと大変です・・・。

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 カラーを外してもらった小豆さん。

 必死で大好きな

 毛づくろいをしております。

 カラー生活、頑張ったね